剰余金

| 未分類 |

生命保険においては、あらかじめどの程度の給付が見込まれるかを計算した上で、その想定に対して可不足がないように保険料の額が決定されていますが、こうした予定と実績との間に差が生じた場合には「剰余金」となり、それぞれの保険契約者に「配当金」として分配されることになります。

太陽02

 

こうした余りが生じる原因は、通常、「死差益」、「利差益」、「費差益」という3つの専門用語で表されます。
「死差益」というのは、あらかじめ想定していた死亡率よりも実際に亡くなった人の数のほうが少なかった場合に生じる保険料の余りのことです。
「利差益」というのは、保険会社が資産を運用して得られた利益が想定よりも上回った場合に発生する余りのことです。
「費差益」というのは、保険会社の営業のために実際に要した経費が、あらかじめ見込んでいた予算の額よりも少なかった場合に生じる余りのことです。
これらの要素はまとめて「三利源」などとよばれることもあります。
なお、損害保険の場合には、生命保険と異なり人の生死が主な保険の対象ではありませんので、予定損害率によって見込まれた損害額よりも実績のほうが少なかったことによる利益として「危険差益」という用語が使われます。